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強み弱みを伝えるテクニックとは?回答例も挙げながら徹底解説~後編~

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前編は強み・弱みの見つけ方についてみていきました。
後編の今回は就活の場に合わせた、就活仕様の強み・弱みの伝え方について考えていこうと思います。
普段の会話とは違った注意点があるので、一緒にみていきましょう。

01.強みは謙遜と背伸びをしない

まずは強みの伝え方です。強みは自分がシンプルに自分の良い部分だと感じること選んでください。ポイントは“謙遜しない”、“背伸びをしすぎない”ことです。

自分には何の強みもないと思っている人もいるかもしれませんが、そんなことは絶対にありません。

適性検査の結果や周りの人からの意見を参考に自身の強みを見つけてみましょう。この時には絶対に謙遜せず、胸を張って選んでみてくださいね。

 

謙遜パターンとは反対に自分を大きく見せすぎてしまうこともあります。自分をよく見せたいという気持ちはわかりますが、必要以上に背伸びをするのはやめましょう。もし誇張した表現で選考に通過したとしても、仕事をしていくうえで求められる能力と自身の持っている力とのギャップを感じ、苦しくなるかもしれません。

無理をするよりも、「素直に」を意識してみてくださいね!

 

02.弱みこそプラスの言葉で話す

強みを選ぶことができたら、続けて弱みも考えていきましょう。

その際に意識してほしいのが、伝えられた相手がどう感じるかという視点です。

例えば「ご自身が弱みに感じていることは何ですか」という質問に対して

「人の話を聞かないことです。」という返答をされたら面接官はどのように感じるでしょうか?

多くの場合、人の話を聞かない人と一緒に仕事をしたいとは思わないでしょう。

しかし、このようなストレートな回答になっているケースは多々あります。弱みを知っておいてほしい、嘘をつきたくないという素直な学生さんだからこそ陥りやすい状態です。

そんな時は伝え方を変えてみましょう。

「弱みは、すぐに決断してひとりでに動き出してしまうことです。周りの意見を十分に聞かずに動き出してしまうことがあります」結論は同じことを言っていますが、「すぐに決断=決断力」「動き出す=行動力」を連想させるため欠点はあるがそれを上手くコントロールできれば活躍してくれる人だなと面接官に思ってもらえる可能性があります。

これに付け加える形で、改善のために自分が何をしているかを伝えれば完璧です。

このように弱みを説明する場面でも少しでもプラスの言葉で説明しましょう。マイナスの単語はマイナスの人物像だけを連想をさせてしまいます。

 

03.その仕事では強みになりえることを選ぶ

伝える言葉選びも重要ですが、それ以外にも就職活動はあくまでマッチングの場であることも忘れてはいけません。自分の希望と相手の希望をすり合わせる場であることを意識して相手が求める能力を持っていますとアピールしましょう。

それは弱みであっても同様です。

例えば、心配性で動き出しに時間がかかるという弱みがあったとします。

この人は前例がないことが当たり前、毎日新しいことを求められる。という社風の企業。飛び込みの営業のような仕事では力を発揮できないでしょう。時には勢いも必要だからです。

反対に間違いが許されないお金を扱う経理の仕事では、求められる特性とすら言えます。ミスなく着実に仕事をする必要があるためです。

このようにある仕事では弱みでも、ある仕事では強みになるというのは珍しいことではありません。他にも言い換えの方法はいくつかあります。

言い換え前よりも後の人の方が一緒に働きたいと思いませんか?

人間は強みと弱みをいくつも持っています。言い方も工夫して企業や職種に合わせてアピールする弱みも変えていきましょう。

 

04.おわりに

後編は就活仕様の強みと弱みの伝え方についてみていきました。

ポイントは3つです。

  • 強みを伝えるときは素直に、謙遜と背伸びをしすぎない。
  • 自分の弱みはマイナスの言葉だけで説明せず、話を聞いた相手がどのように受け取るかを考える。
  • 弱みを聞かれたら「この仕事では強み」になる弱みと自分なりの弱みに対しての向き合い方を伝え、アピールのチャンスにする。

前編と後編で強み・弱みを探し、それをどのように伝えるかについて確認しました。

就活を進めていくと壁にぶつかり、自分には強みがないのではと自信を失うこともあると思います。しかし性格特性の良し悪しは、表裏一体で、環境や自分の行動の仕方で変わるものです。

現在は弱みとして出ている特性も、状況が変われば強みになることも珍しくありません。

だからこそ、自分の特性を分析し選考を受ける企業でどのように活かせるか考えアピールしていきましょう。

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