01.強みと弱みの見つけ方
まず初めに強みと弱みの見つけ方です。
自分の性格や性質は自己分析をしながら理解していくのが就職活動の定番の流れです。しかし自己分析ではよくわからない、何を選んでよいかわからないという人は客観的にパーソナリティが分かる適性検査を受けるのがおすすめです。
様々な場所で受けることができますが、大手のナビサイトでは質問に答えることで簡単に診断してくれます。自分では当たり前だと思っていることも実は強みだったなど予想外の結果が出ることもあるのでぜひ1度やってみてください。
その結果と自己分析を合わせてアピールする強みと弱みを決めていきましょう
適性検査は選考の一部としても設けている企業が多いです。
選考時の適性検査の結果と面接で話す強み・弱みが一致していると
自己分析、自己理解ができていることの裏付けになり説得力が増します。
02.強みで相手に社内で活躍している姿を想像させる
次は適性検査の結果と自己分析を踏まえて何を強みとしてアピールするか決める方法です。
方法の1つとして紹介したいのが活躍している先輩社員に近い強みをアピールする方法です。
説明会に参加してみると活躍している先輩社員の特徴を聞く機会が多々あると思います。
説明会で紹介される先輩社員はその会社内で、活躍していている人です。会社はそのような活躍している人に近い特性の社員を積極的に採用したいと考えています。
そのため、もし自分の強みがいくつもあって迷ってしまうという人は、先輩社員に近い強みを選んでみましょう。面接官はあなたが社内にいるイメージを描きやすく、活躍している姿を想像しやすくなります。選考通過に一歩近づくでしょう。
03.弱みは課題への解決力を示す
強みを決められたら、次は弱みのアピール内容を考えていきましょう。
「あなたが考える自身の弱みを教えてください。」聞かれると嫌な質問の一つかと思います。
粗探しをされているようだと感じる人もいるかもしれません。
しかし企業は皆さんの弱みをただ知りたいわけではありません。
弱みを聞く理由は、本人が自分の特性を理解しているか。それを解決、補う行動を意識して実践できているかを確認するためです。
弱みは何かという質問を通じて、課題にぶつかったときに自分なりに解決する行動をとれるかという課題解決力を見ています。
そのため弱みは自分を否定している内容を話すのではなく、その弱みをどのように解決しているかを中心に話をしましょう。
04.おわりに
今回は強みと弱みとして何を選んだらよいかわからない場合の、解決方法についてまとめました。
・自己分析をしてもわからない場合は、適性検査を利用し客観的な視点から強み・弱みを分析しよう。
・強みはその企業の活躍する先輩と似たものを選ぶと効果的です。
・弱みを聞かれた場合は「どのように解決しているか」までセットで伝えよう。
強み・弱みは定番の質問ですが、普段意識して考えることがないからこそ悩んでしまう質問の一つだと思います。
悩んだ時には、落ち着いてなぜ聞かれているのか、どう答えたら自分の人柄が伝わるのか、一緒に働きたいと思ってもらえるのかを考えて伝える内容を決めてみてください。
後編は、自分の強み・弱みの質問を通じて一緒に働きたいと思ってもらう方法についてみていきます。就活ならではの答え方をマスターして自信をもって回答できるようになりましょう!