01.座学から現場見学まで!職場体験の1日目・2日目の様子
人材サービス事業
高木工業のメイン事業である人材サービスでは、全国の工場や倉庫で働く派遣スタッフの労務管理を行う営業所の仕事を紹介しました。生徒にとって馴染みのない仕事で難しい内容もありましたが、労働基準法などアルバイトにも役立つ知識を学んでもらいました。
2日目は物流倉庫を見学。初めて入る倉庫に生徒たちは新鮮な様子で、冷凍室では「寒い!」とはしゃぐ声も。ラッピング作業の体験では苦戦しつつも、全員が完成させることができました。
ラッピング方法の説明を聞く様子。簡単そうに見えて実はとても難しいんです。
生徒が挑戦したもの。包装紙と箱の辺がピッタリと揃っているか、包装紙の角が商品の真ん中に来ているかなど意識することがたくさんあります。
警備事業
警備体験では、まず4つに分かれる警備業務のうち、当社が主力とする「施設警備」と「交通誘導」を紹介しました。警備服やトランシーバー、警棒といった道具に触れると、生徒たちは目を輝かせていました。
また、少し視点を広げ、安全を守る取り組みとして110番・119番通報の最新システムを学びます。ビデオ通話のように状況を伝えられる仕組みを知り、いざという時に冷静になることの大切さを実感していました。
2日目は当社が警備を任されているオフィスビルを見学。巡回ルートを周りながら屋上や防災センターなどの普段は見られない場所に入り、オフィスの安全がどのように守られているかを体験しました。
空調服を初めて着てみる生徒。
実際に仕事中に使用する道具。「これどうやって使うんですか?」「この中でどれが一番高いですか?」と興味津々のようでした。
02.学びと発見で広がる高校生の世界
初日の朝はほとんどの生徒が初めての場所で大人に囲まれ緊張している様子で、質問を投げかけても恥ずかしそうにしていました。しかし、仕事に触れるうちに緊張がほぐれたのか、積極的な質問や発言をしてくれるように。最後の振り返りで発表してくれた感想を一部ご紹介します。
・「『高木工業』という社名から工業系の会社かと思っていたけど、いろんなことしている会社だと知った」
・「働くことを難しく考えていたけど、気持ちが軽くなった」 ・「知らなかったことをたくさん知れて、人生の選択の幅が広がった」 ・「イメージや偏見にとらわれず、自分の目で見たことを大事にしたいと思った」 |
最も多かった声は、会社や仕事について知らなかったことを学び、視野が広がったということでした。この経験をきっかけに、生徒たちには「よく知らないけどちょっと覗いてみよう!」くらいの気持ちでいろんな世界を見て、その中で自分の得意や楽しさ、やりがいを見つけていってほしいなと思います。
今回の職場体験は、高校生のみなさんに「働くってどういうことだろう?」を知ってもらう社会経験の場でしたが、私たちが大切にしているのは、高校生に限らず “これから社会に踏み出す人の成長を応援する姿勢” です。
安心して質問できる環境や、自分の考えを話せる雰囲気は、体験に参加した生徒だけでなく、私たちと一緒に働く社員にとっても同じ。誰もが安心して成長できる環境をつくることを大切にしています。
もし、就職を考えているあなたが「自分の成長を大切にできる場所で働きたい」と思っているなら、きっと私たちの会社はその想いに応えられるはずです!
高木工業の事業について説明中。
03.おわりに
職場体験の内容とは少し逸れますが、後記として担当者が印象に残った場面を紹介します。
最後の振り返りで、ジョブキャンプのファシリテーターの方が生徒たち一人ひとりを褒める時間を設けていました。学生はとても照れくさそうでしたが、嬉しそうに笑っている姿がとっても印象に残りました。
高校生の頃って学校がほぼ自分の世界で、親や先生以外の大人と関わる機会は少ないですよね。今回のように外の世界の大人から自分の行動をよく見て心から褒めてもらう経験は、生徒たちにとって自信につながったのではないかと思います。この場面を立ち会えたこと自体に意義を感じました。
高校生の世界を広げ、将来を考える活動のお手伝いをさせていただけることは嬉しく思います。学生にあまり知られていない事業も展開している当社ですが、今後もこうした活動を通して認知向上に努めていきます!
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